車で通り抜けることはあっても本格的に鎌倉に行くのは高校生以来。
ずっと行きたかった鎌倉、数日前から計画を練り(といっても行きたい所は決まっている)お天気にも恵まれ、とても楽しい鎌倉散策となりました。
まず。
車で行くか、電車で行くか。
電車で行っても4,50分で行けるし、混雑もしているだろうし、最初は電車で行くつもりだったのですが、私は車が好き(助手席)なので、車で行くことに決めました。
ネットで調べてみたところ、由比ガ浜の地下駐車場で『パーク&ライド』というのをやっているというので、それを利用してみることにしました。
駐車料金は1,600円で、江ノ電とバスのフリー切符がもらえます。
駐車料金は4時間過ぎると追加で払わないといけないので、お得かどうかはよくわかりませんが、何となくお得な感じはします。
でも最初は車のまま『瑞泉寺』へ。
とても静かではあるのですが、どことなく、手入れをされていないような雑然とした感じです。
ずっと憧れていて行きたかった場所なのになあって思って全体図を見ていたら、外国の女性の方がいらして、お話をすることが出来ました(日本語です)。
その方がおっしゃるには。
40年ぶりに来てみたのだけれど、変わってしまって驚いている、池ももっと水があったし、もっと手入れがされていたし、精進料理を食べさせてくれていた、というのです。
私が柳美里さんの小説『ルージュ』を読んで瑞泉寺を知ったのも、もう10年近く前のことですから、変わってしまうのも仕方がないのかもしれません。
この瑞泉寺は水仙が有名なようですが、今は紫陽花の時期でもあるからなのか、人はまばら、拝観料も100円、人手もないようですし、お手入れするにはお金だってかかりますから、雑然としてしまうのも仕方のないことなのかもしれません。
でも、何だか寂しい気がしました。
とその時は感じたのですが、昨日図書館へ行ったら『ルージュ』があったので、もう1度借りてみました。
小説の中では、観光を目的としているほかのお寺と違って、手を入れていないひなびた感じがいい、とありました。
そういう描写を読むと、そうだったなあと、かつて自分が憧れを持った気持ちを思い出し、お話をした女性の方の気持ちも分かるような、でも、静かな方が好きだなあと思ったり、手入れというはどのくらいのものが適当なのかなあと、と思ったりでした。
それから車を由比ガ浜地下駐車場に止め、由比ガ浜駅から江ノ電に乗って鎌倉駅へ。
そこからバスに乗り換え、『明月院』に行きました。
こちらはうって変わって人人人。
拝観料も300円ですが、見ごたえはありました。
ここの紫陽花は意図的に青にしていて、一年中お世話をしているということで、人が入るから、手入れが出来るのか、手入れをしているから人が入るのか、そんなことを考えながら歩いていました。

紫陽花の写真はないのかな?
さて、この中に私がいます。私はどれでしょう??
次は明月院から歩いてすぐ、シチューのお店『去来庵』でお昼です。
ここも、瑞泉寺同様、ずっと行きたかったお店でした。
でもやっぱり長蛇の列です。
だけど、みんながビーフシチューなので、回転が早く思ったよりも待たなかった気がします。
美味しかったのですが、私が想像していたイメージとは少々違っていて、というか、こういうお店は観光シーズンではない時を選んで訪れた方が良かったなと思いました。
それからまたバスに乗って鎌倉駅へ、そこで、チカチビが好きな鳩サブレーを買うために『豊島屋』に行って、またまた人の多さと、鳩サブレーだけじゃなく、和菓子や洋菓子まであったことにチカパパとびっくりして、そしてまた違うバスに乗り換えて、大仏へ向いました。
私はバスや電車に乗ることはよくあるのですが、チカパパはバスなんて久しぶり、私だってチカパパとバスや電車に乗るのも久しぶり、とても新鮮で楽しかったです。
「鎌倉っていいよね~。何だか充実していて、旅行にでも来たみたいだね。」
ってチカパパに話していたら、後ろに座っていた若いおねえさん達も同じことを話していました。
さてさて。
チラッと見える大仏様。
拝観料惜しさに「やめておこうか?チラッと見えるし。」
なんて話していたのですが、300円かと思っていたら、200円と知り、やっぱり入ることにしました。
とっても大きくて、素敵だった大仏様。
ケチなことを言って申し訳なかったなあと心が洗われ、子ども達のことや色々なことで考えていることなんて、なんてことはないじゃない、あんな風に大きな気持ちでいなくちゃね、って思ったのでした。
そこから歩いて『長谷寺』へ。
まあ、さすがと言うか、明月院よりもさらにすごい人だかり、300円で買った券には整理番号が書いてあって、紫陽花散策路に入るには並ばないとなりません。
人を見たのか、紫陽花を見たのか、海を見たのか分かりませんが、全部見たってことで良しとしましょう。
こちらは明月院と違って、紫陽花もたくさんの種類があって、色もいろいろでした。
私達の後ろのおば様達は、最初から最後までずっと喋り通し、「明月院より、長谷寺の方がずっといいわ~~!」と連発していました。
でもね。
感じ方は人それぞれだし、どちらも違った良さがあったと思うので、もう少しお喋りは控えた方がいいかなって思いました。
そして、長谷寺は綺麗でしたが、観光地化されすぎているような気がしたので、紫陽花はもう1回見たからいいので、もう1度、ゆっくり、なるべく静かな鎌倉に来てみたいと思いました。
瑞泉寺にも。
あと一つ、お茶を飲むお店も決めていたのですが、やっぱり子ども達が帰って来る前には我が家に帰りたかったので、またの機会を楽しみに、帰路に着いたのでした。
その途中、不二家でバースデーのショートケーキを買ったのですが、「名前はお母さんで、ろうそくは47本お願いしま~す。」
と自分のお誕生日に自分で注文するのも何だかな~と思いつつ、そんなことはおくびにも出さずに買って帰ったのだけど、チカチビが照れながらもハッピーバースデーの歌を歌ってくれて、それがとっても嬉しかったです。
チカニイはプレゼントを買ってきてくれたし、とてもいいお誕生日でした。
一方。
チカパパは会社に「奥さんの誕生日に鎌倉に行くので休みます。」
としっかり言っていたので
翌12日には
「で、どうだった?」
と聞かれたそうで笑ってしまいました。
来年はどこに行こうかな。
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