2008/03/07

この本を読みました・13

恋しい女/藤田宜永


仕事が出来ないわけではないけれど、仕事では成功はしていなくて、でも、お金もあるし、お洒落でとってもステキな50代の紳士が、20代後半の若い女性を恋しいと思う、というお話です。

彼は、奥さんと死別していて、娘が一人、恋人が2人、悠々自適な暮らしをしていたのだけど、新しく知り合った20代後半の女性に惹かれて行きます。

彼女は、年齢よりもとても幼くて、性的関係を持っても彼はぜんぜん嬉しくないのだけど、だけど、どんどん惹かれて行くという、内容で、今はそういう若者が多い、のだと書かれています。

性の経験は早かったのだけど、それは単なる苦痛でしかなく、その後も性的関係を否定するわけではないのだけれど、性的に未熟な若者という意味だと思うのですが、そういう彼女をセカンドバージンと表現しています。

そんな彼女を、経験豊富な中年男性が性の魅力に目覚めさせていく、ということはなく、会話が上手でもなく、大体において自分本位な彼女なのに、どんどん惹かれて行くわけなのですね。
そういう彼女だから、なのかもしれないのですが。

面白いなあと思ったのは、彼女に初めてメールを送る時、携帯よりパソコンの方がいいかな、とか、文章をどうしようとか、送ったあとの返信を待っている時の感情とか、そんなことが詳しく書かれていて、ふ~ん、おじさんってそういうもなのかなって所でした。

すぐに返信が来ないことについて娘と話すのですが、メールというのは、自分が打ったことで満足するものでもあるから、そういうメールだと思ったら、返信を出さなくてもいいと思うことがある、みたなことが書かれてあって、なるほど、と思ったりしました。

携帯のメールでは、絵文字を使ったりもするのですが、その絵文字が小説の文の中にちゃんと書かれていて、小説でそういうのを読んだ(見た)のは初めてだったから、笑ってしまいました。


藤田氏は奥様も作家で、とっても綺麗な小池真理子さんなのですが、『愛の領分』で直木賞を取られた時にインタビューの記事やらを読んでから、私にとってはちょっと気になる作家さんでした。

今回チカパパが図書館で借りて来てくれたものを読んでいるのですが、すご~く面白くてやめられない、という内容ではないのだけど、何てことない部分があったかと思うと、急にまた興味をそそられる部分があったり、そんな感じで最後まで読み進んで行く、みたいな不思議な小説だなあと思って読んでいます。

ということで、今読んでいるものを含めてしばらくは藤田氏の小説を読んでみようと思っています。


ご夫婦で作家で軽井沢に住んでいらっしゃる、なんて、憧れちゃいますね。

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2008/02/07

この本を読みました・12

村上春樹さんの本は久しく読んでいなかったのだけど、昨年ちょっと落ち込んでいる時に本屋さんで手に取ったのが

『東京奇譚集』でした。

人から聞いたお話を短編集として綴っていて、とても心地良いなあと思ったので、では図書館で借りてみましょうと選んだのが

『海辺のカフカ』でした。

興味深く読み進むことは出来たのだけれど、とても強く共感する部分と、生理的に受け付けたくない好きじゃない部分が混じっていて、困ってしまいました。

性描写がだめでした。
どうしてこういう描写が必要なのかって思うことが多かったです。

村上春樹さんのハードカバーを持っていると、何となく気分が良かったりもしたのだけれど、やっっぱり私には合わないのかなあと思いました。

過去に一気に読んでしまった
アンダーグラウンド
地下鉄サリン事件のノンフィクションですが、この本はとても良かったと思うのだけど、『ノルウェイの森』を読んだ時も特に何も感じなかったと記憶しているし、合わせても数冊しか読んでないのに、何を言っているの?でありますが、あれ、でも羊をめぐる冒険とか、もっと読んでいる気もするのだけど、やっぱりあまり好きじゃないみたいです。




『震度ゼロ/横山秀夫』

警察内部の事件と大地震を比較するのも如何なものかとちょっとひっかかりましたが、内容は充実していたと思います。

最初登場人物が多すぎて、何回も読み返したりしたのだけど、人物の性格や生い立ちなどがよく分かって来るととても面白くなって来るのですが、誰がいい人なのか、いい人なんていないのか、ドラマや小説で“仲間内での足の引っ張り合い”をする場面が多いのはそれが悲しい現実だからなのでしょうか。
ホント、警察しっかりして欲しいです。


さて、待ってました、伊良部先生。

『空中ブランコ/奥田英朗』

『イン・ザ・プール』を先に読んでいて、早く読みたいなあと思っていたこの本がやっと文庫になってくれたので、すぐに買いに行きました。

いや~最高です。

竹蔵さんが、空中ブランコの方が面白いと言っていた(そうでしたよね??)のですが、本当にそうでした。

何と言っていいのか、よくこういう内容のお話を思いつくなあと思うし、あの口調が好きだし、心温まる、とてもいい本だと思います。

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2007/12/22

この本を読みました・11

また、ため込んでしまって感想は少しだけど、読んだ本の記録になるので記事にしました。

『臨場/横山秀夫』 
短編集。
すごく面白かったです。

『魂萌え/桐野夏生』
ずっと読みたかった小説だったのだけど期待しすぎたのかも。
すごくいいと聞いていたのだけど、私は普通でした。

『夜のジンファンデル・純愛小説/篠田節子』
短編です。篠田さんはやはりいいなあと思います。

『夜のピクニック/恩田陸』
こんなに瑞々しい小説が書けるなんてすごいなあと思いました。

『眠たい奴ら・帰ってきたアルバイト探偵/大沢在昌』
2冊とも、面白かったです!


今は私には珍しく村上春樹さんの本を読んでいます。

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2007/10/19

この本を読みました・10

『赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝/石田 衣良』

相変わらずの軽快な感じがとても好きです。

映像ディレクターが、カジノにはまって、現金強盗の片棒をかつぐことになってしまい、内輪もめ等があってヤクザに借金を背負わされそうになり、自分で真犯人を見つけお金を取り戻す、と組長の前でタンカを切ってしまいます。

あらゆる場面で赤か黒(ルーレット)、、自由になれるか、一生下働きか、二つに一つしかない状態で奔走するお話なのですが、最初はハードボイルドでもない彼がそんなことありえないじゃないって思うのですが、映像ディレクターである彼は、そういう世界のビデオを作ったこともあり、あらゆるものをカメラのレンズの中で見ているように思える、そういう感覚が普通の人と違うのかもしれなくて、なるほど、それならありえるかも、と思わせるところがすごいな~と思いました。

このお話の中ではマコトは名前しか出てこなくて、マコトの友達?っていうのかな、組員のサルさんがすごくいい感じで出て来ます。

私がまだ娘だった時、実家の工場にどこかの組の人が来ていたことがあって(従業員に用事だったのかな??)、私は誰だかは分からなかったのだけど、いつものように元気よく「こんにちは!」と言って、ちゃんと挨拶を返してもらったことがあります。

あとで母に聞いてちょっとびっくりしたのですが、その人はとてもかっこよかったように記憶していて、一本筋の通っている人ってやっぱりステキ、と思ったのでした。

『犯人に告ぐ 上・下/雫井 脩介』

最高に面白いと新聞の広告につられて買ってしまいました。
確かに面白かったのですが、私はあまり好きではないかなって感じました。

幼い子どもの誘拐殺人が何件も起きる展開と、官僚の浅ましさ(それも女性関係)、みたいなのが内容の面白さ以上に心に引っかかってしまったみたいです。

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2007/09/29

この本を読みました・9

                   

すごく面白くてあっという間に読んでしまいました。
南の島の秘密のお金のお話で、小説なのだけれど、本当にあるのかも、ありそうだけど、あったら怖いなあって思いました。

でも私の知らないことって、知っていることよりももっとたくさんあるわけだし、知らなくていいこともあると思います。

南の島でのんびり暮らすなんて、単純に憧れはでありますが、人間には欲があるから、色々なことが起きるのは仕方がないし、何起こらないとつまらないのかな。

私としては、南の島でも都会でも、いつも心穏やかにいたいなあと切望しているのですが。

         

釣りのお話から、漫画の話、小説を書くって、知識が豊富じゃないとだめだし、たくさんの調べ物もしないとならないのだろうし、大変だなあって読みながら思いました。

この小説も『色々あって千葉の勝浦でのんびり暮らしたかったのにやっぱりそれは無理』ということと、『南の島は案外のんびり出来ない』というような内容でした。

『沖縄の島のその向こう側には台湾があって、マフィアとか船でやってきては悪いことをしている』

なんて読むと、小説なのに、え~!とか思ってしまいます。
そう考えていくと、日本は島国なので、船でこっそりやってきて、ってことが出来ちゃうんだ~と改めて怖いと思いました。

男女関係のことが書かれている後半は、少し理屈っぽいかなって感じました。
お互いが好きなら、周りのことは気にせず、2人でいたらいい、というのが私の考えで、好きということについて、こうしたいけど、こうしないといけない、こうせざるを得ない、などと色々語るのはおかしいと思ってしまいます。

でも、そうしたら小説にはならないから、だめね。

         

タイトルから想像し、どんなお話かと思いましたが、インターネット上で、すごいソフトを開発してしまって、それを巡って国を超えて奪い合うお話でした。
これも一気に読み終えてしまいした。

ネットを利用しない主人公が、「誰が読んでいるかも分からないのに、日記を公開したりなんて考えられない」と言うセリフがあって、あ、私のことだって思いました。

私は日記を書いているつもりはないのですが、でも、ごく個人的なことを書いていることに間違いはないので、こういう記述を読むと、「そうだよな~」と思います。

そうすると、どうしてブログをやっているのかな、やめようかなって少し落ち込むのですが、また持ち直してこうやって書いています。

その繰り返しでもうすぐ3年経つのであります。

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2007/09/11

この本を読みました・8

読みたい本はあっても夏休み中はぜんぜん読めなかったのだけど、学校も始まって少し過ごしやすくなったからかな、読書が進んでいます。

マエストロ/篠田節子

一流半と言われた美貌のバイオリニストのお話です。
他にも何冊もある音楽家の物語なのですが、やっぱりすごく面白く読むことが出来ました。
篠田さんの小説はとても気品があると思います。
すごく力強くて静かにだけど元気が出るので私はとても好きです。


サウスバウンド/奥田英朗

『サウスバウンド』は読み始めてすぐ、あれだって思いました。
あれって言うのは、新聞にトヨエツ主演で映画化されると書いてあった小説なのですが、タイトルまで覚えていなかったのにすぐに分かりました。
なので読んでいる間ずっと頭の中でトヨエツとお母さん役の天海祐希さんの顔がちらついてちょっと困りましたが、内容はすごく面白かったです。

ちょうど私がハゲタカの記事で書いたようなこと、みんなが平等に暮らすとはどういうことか、そんなことについても触れられていたし、学校生活の場面、いじめや癒着など現実的な内容がある一方、南の島の夢みたいなお話も出て来て、内容の濃い、でもとても分かりやすいお話でした。
沖縄の言葉(方言)もドラマ『ちゅらさん』を思い出し、何だか懐かしく自然に読めました。

小6の二郎君のセリフや思いがすごく深くて、小6でこんなに色んなこと考える?って思ったりしたのだけど、そう、子ども達ってキラキラと輝く瞳とまっさらで回転の良い頭でたくさんのことを考えているんだろうなって思い当たりました。

上原っていう名字は沖縄に多いってあったのだけど、会社にいた頃の後輩だった上原君も沖縄だったなあ。
彼は今頃どうしているんだろうなあ。

映画も観てみたいです。


人生は五十一から/小林信彦

小林信彦さんの1998年、1年分のエッセイです。
戦争の頃の昔と今を比較したり、マスコミのあり方を説いたり、『恥語』としてへんてこな今の言葉をあげたり
シナトラのお話や江戸川乱歩の話、ロマンスカーのお話もへえって感じで楽しかったし、映画の話もすごく面白かった。
殆どが共感できたし、知っていることばかりだったから、私っておじさんぽいのかなって思ったのだけど、『志ん生の寝床』とか、落語の話だけは知らないことでした。

好きな作家だったこともあってか、あっという間に読み終わってしまって、あれもう終わりなの、もっと読んでいたかった!

『歳をとるのは当たり前だ。こわいことじゃない。こわいのは〈社会に対して機能しない人間、人生に目的を持たない人間〉になってしまうことだ』

ロバート・レッドフォードの台詞だそうですが、最高にいい台詞ですよね。

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2007/07/26

この本を読みました・7

体は全部知っている/吉本ばなな

 『キッチン』以来、何年ぶりでしょうか、吉本さんの本を読みました。

『キッチン』はとても評判の本でしたが、私にはそういう感じではなく、その後吉本作品は読んではいなかったのですが、最近読んだ向井万起男さんのエッセイ『ハードボイルドに生きるのだ』の中でこの本を絶賛されていたので読んでみようと思いました。

やはり、私には響いてくるものがなく、途中でやめようかと思ったりもしたのですが、短編集でしたので、全部読み終えました。

その中でも『黒いアゲハ』と『おやじの味』は好きかなあと思う内容でした。
一つは女友達との関係を、一つは、父親との関係を書いたものですが、とても分かりやすく、すんなりと入ってきたような気がします。

村上春樹さんの本もそうなのですが、みんながすごくいいって言うものを、いいって思わないのはなぜかなあ、と思うし、感性がひん曲がっていたりするのかしらって思わないでもないのですが、こう、抽象的な表現とか、お洒落な感じ、そういうふわふわっとした感覚が、だめなのかなあと思わないでもありません。

そういう感覚は、嫌いではないのだけれど、性格的にはっきりしているので、合わないのでしょうか。

でも、人それぞれ、好きな作家や作品が違うのは当たり前なのだし、読んでよかったと思ったので、それでいいのかなって思います。


十三の冥府/内田康夫

 こちら浅見光彦シリーズはすごく好きで殆ど読んでいます。

こちらの本もファンクラブがあるくらい、人気でありますが、最初に知ったのは、2時間ドラマからであり、面白いのかなあという第一印象でした。

ドラマを見て、本を読み、「あ、これはあの人の出ていたドラマの原作だわ」と思うことが何冊か続き、その後は本が先行するようになり、そのうちに、本の方が面白いので、ドラマは見なくなってしまいました。
浅見さん役が榎木孝明さんじゃやなくなったのも一つの理由ですが。

では私にとってどこが面白いのか。

  • 色々な土地のことがとても詳しく丁寧に書かれていて分かりやすく興味深い
  • 浅見さんの真摯な態度や正義感に好感が持てる
  • 実際に起こっている事件や出来事にも触れ、それについて書かれている部分の作者の考え方に共鳴できる
  • 水戸黄門の印籠のごとく、浅見さんが刑事局長の弟であることが途中で明かされるという、お決まりの部分が、お決まりであっても何故かとても好ましい

過去からの因縁やつながりで事件が起きることもワンパターンのような気もするし、犯人が警察に捕まるというより、身を持って償う、そんな決末に不満を感じる人もいるようですし、現実の事件ではそれでは納得も出来ませんが、浅見シリーズの特徴的なこととして、これはこれでいいのかなって思います。

ということで、この『十三の冥府』は青森の十三湖が出てきます。
私も行ったことがあるので、記憶を辿って読むことが出来ました。
私達が行った時はしじみラーメンがあったかなあといまだ考え中であります。


上海迷宮/内田康夫

 中国が主な舞台であり、中国社会の犯罪について書かれているのですが、同じ言葉を使うにしても、大沢在昌さんの本などとは違って、とてもソフトなイメージです。

雰囲気は違っても楽しめたし、今回は中国での活躍になるので、浅見刑事局長の弟だと分かるところがなかったけれど、人情的に解決するところはそのままで、本当は国が違ってももっと上手に仲良く出来たらいいのになって思いました。
でも、日本人同士でもだめなこともあるから、難しいのでしょうね。

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2007/06/25

この本を読みました・6

記事にしないまま溜まってしまった本をまとめてみました。

狼花 新宿鮫IX /大沢在昌

このシリーズはチカパパも読むので、本屋さんで買いました。
面白かったです。


邪魔/奥田英朗

悪魔/奥田英朗

二つとも、結構やるせない内容なのですが、登場人物の設定と展開が面白いので良かったと思います。


人間の条件(上下)/森村誠一

棟居刑事が好きで彼の出ているものを好んで読んでいたのですが、これでもかっていうくらい、棟居刑事の大切な人が事件に巻き込まれて亡くなっていくのは、どう考えても納得できないので、もう読みたくなくなってしまいました。


悪魔の種子/内田康夫

浅見光彦シリーズ、大好きです。
花粉症に関連した内容です。
花粉症が治ると薬が売れなくなるから、メーカーなどが困る、というような考えさせられる記述がたくさんありました。


イタリア幻想曲-貴賓室の怪人(2)/内田康夫

私も船で旅をしたいです!
浅見さんと~!


贄門島(上下)/内田康夫

千葉や小田原が出てきます。


影踏み/横山秀夫

主人公は犯罪者なのだけど、でも、色々な事件に巻き込まれて解決していく、という不思議に魅力的な内容です。


行きずりの街/志水辰夫

今人気です!という本屋さんの宣伝に釣られて買ったのだけど、私には普通、でした。


ハードボイルドに生きるのだ/向井万起男

ずいぶん前になりますが、新聞の書評に惹かれてメモを取っておいて、やっと買った文庫本です。
宇宙飛行士向井千秋さんのご主人のエッセイです。
面白いです!


讃歌/篠田節子

今までも何冊か書かれていますが、これも音楽家のお話です。
とても繊細で美しい物語なのかなって思っていると、そうではなくて、でも、全体的にクリアな、う~ん、プラスチックのような、やっぱり綺麗な物語だと思います。
そういう本が書ける篠田さんはすごいです。
大好きです。

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2007/04/20

本についてのバトンです

coollifeさんのブログで知って、書きたくなって受け取らせてもらったバトンです。

1.いつ頃から本が好きになりましたか?
多分小学校の頃だと思います。物心がついた頃には好きでした。 

2.家族に本好きな人はいますか?
チカパパもチカチビも好きです。2人して歴史本、戦国時代が好きなようです。
一番読みそうなチカニイは読まないです。

3.幼い頃に読んだ絵本は?
>絵本はほとんど記憶に無いです。
>だって、かれこれ50年前ですから。
あはは、これ、coollifeさんのお答えですが、以下同文って感じです。
でも、きっとシンデレラとか白雪姫とか、桃太郎、とかでしょうね~。

4.学生時代、読書感想文を書くのは好きでしたか?
好きでした。

5.毎号チェックする雑誌はありますか?
ないです。

6.ベストセラーは読む方ですか?
参考にはしますが、ベストセラーだから読みたいとは思いません。

7.本は書店で買いますか、それとも図書館で借りますか。
図書館がほとんどです。

8.あなたは「たくさん本を買うけど積んどく派?」「買った本はみんな目を通す派?」
あまり買わないですが、買ったら必ず読みます。
 
9.本を捨てることに抵抗がありますか?
もちろん捨てることに抵抗はあります。でもリサイクルはします。

10.本をよんでる人は”眼力”があると耳にしたことがありますがそう思いますか?
そう思いますが、そうではない人もいると思います。

11.本屋さん、何時間いられますか?
何時間でもいたいのですが、今のところ時間に追われていて、思う存分本屋にいたことがないです。
独身の頃は、一人で本屋さんはあまり行かなかった気がします。

12.お気に入りの本屋さんがあったらおしえて♪
リブロという本屋さんが藤沢にあったとき、いいなあって思いましたが、なくなってしまいました。
でも、お気に入りの本屋さん、と問われてすぐ浮かんだのがここでした。
是非近所に出店して欲しいものです。 

13.本屋さんへの要望・リクエストがあったらどうぞ。
特にありません。

14.気になる箇所にはラインを引く派?隅っこを折る派?
栞を挟んでおいて、あとでメモしたりします。

15.速読派と熟読派、あなたはどちらですか?
速読派です。
いわゆる斜め読みで、すごく読むのは早いと思います。
でも、もっとじっくり読もうと思っても、もう癖がついてしまったようで、それって困るなって思っています。

16.本を読む場所で、お気に入りなのは? 
自宅のリビング。
電車の中。
居心地のいい喫茶店で読みたいのだけど、なかなか近くにはないです。

17.無人島1冊だけ本を持っていけるとしたら。
思いつきません。 

18.生涯の1冊、そんな存在の本はありますか?
ありません。

19.あなたのおきにいりの作家は?
松本清張、小林信彦、内田康夫、宮部みゆき、篠田節子、吉行淳之介、大沢在昌、う~ん、まだまだたくさん好きな人がいますから書ききれません。
 
20.本を選ぶときのポイントやこだわりはありますか?
タイトルがいいなって思うこと。
厚い本が好きかも。
スリルとサスペンスが大好きなくせに、ハッピーエンドが希望ですので、そうなりそうなものを選びたいです。
 
21.本はどこから読みますか?
最初のページからです。

22.昔、読んでた漫画
りぼん。別冊マーガレット。
エースをねらえ!
サイボーグ009
ベルサイユのバラ
漫画は大好きでもっと色々読んでいましたが、調べないと書けないです。

23.学生時代ハマった本
小学校・・・モーリス・ルブランのルパンの本や、シャーロック・ホームズもの
中学校・・・小林信彦の『オヨヨ』シリーズ
             筒井康隆や星新一のSF小説
高校・・・松本清張の社会派推理小説
     森瑶子の恋愛小説
     吉行淳之介の恋愛小説
大学・・・レイモンド・チャンドラーなどの海外の探偵小説
 
24.つまるところ、あなたにとって本とは。
その世界に入り込めて自由に想像することが出来る素敵な時間をくれるもの。
文字だけでわくわく、どきどき、はらはらさせてくれるすごいもの、です。

25.バトンを回す5人
書きたいなって思う方がいたら書いてくださいね。

最近は、本を読んでいるといっても推理小説が殆どなので、もっと色々読まないとって思ってはいるのですが、手に取る本は偏ってしまいます。

図書館のあ行の端から1冊ずつ順番に読んでみるのもいいかなって思っています。

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2007/03/28

この本を読みました・5

炎の条件』森村誠一著
大好きな棟居刑事が出ていると思って手に取ったのですが、このお話の中ではあまり登場しませんでした。

でも、棟居刑事ととてもよく似ている素敵な登場人物が出ているので満足でした。

読み進むうちに、その人によい人生を送って欲しいと思っている自分がいるのですが、結末はというと、う~ん、きっとどこかで幸せに生きているのだと思いたいです。

ロズウェルなんか知らない』篠田節子著
どんなお話かまったく知らずに読み始めたのですが、次の展開が待ち遠しく、一気に読んでしまいました。

かつてはスキー場があって、つかのま栄えた地方の、スキー場も閉鎖し、温泉もなく、名産もない今を何とかしようと立ち上がる町の青年クラブのメンバーを中心にしたお話です。

すべての登場人物が丁寧に描かれていて、善人とか悪人とかではくくれないような色々な人が出てきます。

それぞれのエピソードもなさそうでありそうで、悲劇のようでもあり、喜劇のようでもあり、とても面白いです。

市役所にお勤めだった、篠田さんならではの役所関係の話、やるせない内容であってもどこか明るく、まだまだ捨てたもんじゃないよって感じの展開もとてもいいと思います。

この本を読んだのが、ちょうど白馬にスキーに行った時と重なって、今シーズンみたいに雪が少なくては商売も上がったりだろうな、これから先ってどうなって行くのかなって、閉まっていて壊れかけているレストランなどを見ながら漠然と考えていたすぐあとだったので、不思議な偶然を感じました。

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2007/02/21

4TEEN/石田衣良

『池袋ウエストゲートパーク』で大好きになった石田衣良さんの直木賞受賞作『4TEEN』を読みました。

14歳、中学2年生4人が主人公なのですが、チカニイより一つ下かあ、と思うと、何だか大人っぽいし、14歳って本当はこんな風なの?ってまず思いました。

池袋ウエストゲートパークでは若者でももっと年齢が上だったから、様々な出来事や事件もわりと違和感なく入り込めたのですが、自分の息子と同年代が登場する『4TEEN』は最初少し戸惑いました。

でも、生きることや命の重さ、友達や親子の関係、色々なことが瑞々しく大切に描かれていて、人と違うことを受け入れることができる若さと柔軟さもとてもいいと思うし、彼らの将来が楽しみになりました。

短編集なので、それぞれの短編に登場した男の子や女の子のその後も知りたいなって思いました。

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2007/01/14

この本を読みました・4

『マドンナ/奥田英朗』
とても気軽に楽しく読めました。
会社に勤めているおじさん達って、こんなことを考えているのか~と思いましたが、私が企業で働いていたのは独身時代、妻となり母となって勤めた経験はないので、また違った感覚なのかなってちょっと思いました。 

『グロテスク/桐野夏生』
タイトルの通り、グロテスクな内容でした。
読むのを楽しみにしていた本でしたが、面白かったのですが、救われる部分がないので、好きな本ではないです。
差別ってほんの些細なことから大きなことまでどこにでもあるのだろうけど、でも、怖いなって思います。

色んなことに負けないで前向きに生きてなんて、本当に苦しい思いをしている人には言えないのかもしれないなあ、とも思ったし、無理をしなければ、今の自分を受け入れられれば、それでいいのじゃないかなとも思うし、心がざわざわとした読後感でした。

『残虐記/桐野夏生』
実際にもあった、少女監禁事件を彷彿させる内容でした。
何か事件があった時にニュースを見ながらも、「本当のことって、本人以外誰にも分からないのにな」って思っています。
でも興味はやっぱりあって、見てしまう自分もそこにいます。

自分が何か事件に巻き込まれたら、身近な人がそうだったら、どうなっちゃうだろう、って漠然と考えました。
ちゃんと対応できるのかな、してあげられるかなって考えました。

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2006/11/01

この本を読みました・3

砂漠の船/篠田節子

篠田さんのこの本はどうしようもないくらい現実はこんなものなのよ、という決して明るくない内容なのですが、暗くならずに読めるのは、自分はそうじゃないわ、って思っているからなのか、篠田さんの文章がそう感じさせるのか、どちらなのでしょうか。
家庭って何?
家庭を大切にしてきたつもりのご主人だったけど、結局それは幻だった。
でも、それはこの主人公の男性が、奥さんのことも子どものことも、1人の人間として見ていなかったからいけなかったのかなって思ったりしました。

火のみち(上・下)/乃南アサ

読み応え十分で、一気に読みました。
図書館で借りたのですが、上巻より下巻の方が数倍綺麗なのは、みんな下巻を読まないからなのでしょうか。
なんて、変な感想を抱きつつ、たとえどんな理由があろうとも、犯罪を犯してはいけない、でも、何か打ち込めるものがあれば人は立ち直れる、生きて行ける、だけど、その先は長く遠く、求めるものにはなかなか手が届かない。
そんな1人の陶芸家とその家族の壮絶な生き様が書かれています。
芸術的センスは私にはないけど、食器は大好きです。
割れなければ高いものも欲しいし使いたいのですが。

黄昏の百合の骨/恩田陸

恩田さんの本はまだ3冊目ですが、登場人物がみんな端正で綺麗なイメージでそれだけでもとても好きです。
私も端正で綺麗な仲間に入りたいです。
(わー感想になってない)

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2006/10/13

私が殺した少女/原りょう

『そして夜は甦る』に続いて原りょうさんの『私が殺した少女』を読みました。

最初は直木賞受賞作でもあるこちらを先に読もうかと思ったのですが、題名が少し気になってしまって、手に取っただけで本棚に戻してしまいました。

ミステリー好きなのに題名がどうこう、なんておかしいのですがやはり少女っていうのが気にかかってしまいます。

でも、読み始めたら止まりません。
すごーく面白くて一気に読んでしまいました。
チカパパは「登場人物が多すぎて分からん」と言っていたけど『そして夜は甦る』の方がそうだった気がするし、どんどん話が進んで行って、何々?って思っているうちにあっと言う間に読み進んで行ってしまいました。

そして最後の最後にえー?!ってびっくりでした。
そうか、そうくるのか~。
そうこなくても十二分な読み応えだったので、びっくりの二乗でした。

面白かったからチカパパにももう1回挑戦してもらいたいです。
読む本がないって言ってはふる~い漫画本を出してきて読んでいます。
まんだら屋の良太/畑中純』という本なのだけど、わあ、まだ売ってますねー。
私も以前読ませてもらって、なかなか味があっておもしろかったけど、少しHです。

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2006/10/12

この本を読みました・2

  1. 闇先案内人/大沢在昌
  2. イン・ザ・プール/奥田英朗
  3. 名もなき毒/宮部みゆき

  1. 「闇先案内人」は途中で何度も止まってしまったけれど、やっと読み終えました。つまらなかったということではなくて、雑事に追われたというのが理由です。
    大沢さんのご本はとても好きで殆ど読んでいて、この本も面白かったです。
  2. 「イン・ザ・プール」は読みたいと思っていた伊良部先生のお話(短編集)です。
    一体どんなお話かと思いましたが、本当にプールに入るお話でびっくりです。
    最初はめちゃくちゃな内容だなあと思いましたが、読後感はすっきり爽やかでした。結末が全く予想できない展開で楽しかったです。

    私は最後のお話「いてもたっても」がとても印象深かったです。
    タバコの火の始末が気になってどうしようもないルポライターのお話ですが、人間には色々な人がいて、役回りが決まっている、性格が不治の病だ、なんて全くそうだなって思ってしまいました。
    私は色々なことが気になって仕方なく、家族の中で1人だけ悶々としてるなーって思うことが多々あり、それが時に嫌だなって感じることもあります。
    でも、それが私なのです。そしてそれで何となくうまく動いている。
    私が心配して家族が「平気だよ」って言う。
    まあ、平気じゃないこともあるけど、家族みんな心配性だったらそれはとても窮屈ですからね。

    そう言えば
    脱いだ洋服を自分ではかけるのですが男の人はなかなかきちんとかけません。
    何も言わず直すのは私の母で
    「俺のやることにいちいち文句をつけるのか」と言うのは私の父。
    「ちゃんとかけてよー」と一言言って直すのは私で、笑っているだけのなのは、チカパパ。
    自分でやったんだからと見ても直さないのは義妹で
    「どうして直してくれないんだ、皺になっちゃったよー!」と言うのは私の弟。
    本当に人それぞれです。
  3. 「名もなき毒」は母に借りたのですが、以前に読んだ「誰か」の主人公杉村さんが出ていました。「誰か」の時より事件は大きく、杉村さん自身も巻き込まれてしまい、切ないですが、色々と考えさせられる内容でした。

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2006/09/26

そして夜は甦る/原 りょう

そして夜は甦る/原 りょう』やっと読み終わりました。

お友達ブログの竹蔵さんのお勧めの“正統派ハードボイルド”ってことで、期待に胸をふくらませ7月から読み始めたのですが、パソコンが壊れたりでばたばたとしていて、中断してしまっていました。
でも、いざ、栞を挟んでおいたところから読もう!と思っても、悲しいかなもう殆ど忘れてしまっています。

先日、ブックオフでこれまた竹蔵さんお勧めの『イン・ザ・プール/奥田英朗』を買ったので、こちらも読みたい、でも、面白くない本ならともかく、原さんのご本は面白いので、それを途中でうっちゃって奥田さんを読むのは性格的にできない、ので、『そして夜は甦る』をしっかりと読み終えました。

書評は本当に難しく、竹蔵さんってすごいなーと思いつつ、私はと言えば、素直と言えば聞こえがいいですが、相変わらず小学生の感想文のような文章になってしまうことを自覚しながらも、読んで良かったと思う本として心して書きたいと思います。

私立探偵沢崎さんのお話は、長編は初めてでしたが、短編では読んだことがありました。
竹蔵さんは、沢崎さんがへんくつだって書いていましたが、そういう感じはしなかったです。内容もとても充実しているし、興味深いし、背筋をぴんと伸ばして読むハードボイルドって感じでした。
他の長編も読んでみようと思います。

あれれ、やっぱり書評より余計なおしゃべりが多くなってしまいましたが『イン・ザ・プール』を読んだら、同じく奥田さんの『空中ブランコ』を読んで、それから、母が買ったという宮部みゆきさんの『名もなき毒』を読む予定です。

ああ、読書の秋。

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2006/08/04

スラムダンク

今、NHKBSで「夏休みアニメ特選」をやっています。
今週はバスケの漫画「スラムダンク」
子どもと一緒に観ています。

有名な漫画とは知っていましたが、長男がバスケを部活で始めてコミックスを買うようになってからも、読みたいと思いつつまだ読んでいなかったのですが、かっこいいですね~!流川さん!と言ったら子ども達は「えー!かっこいいかぁ??」と声を揃えて言っていましたが。
かっこいいです、最高。

中学時代にはバスケ部の男の子が好きで(振られました)練習も見に行っていたというのに、5人でやることさえも何も知らなかった私ですが、バスケをやっている男の子がみんなかっこよく見えるっていうことは分かっています。

コミックス絶対読みます。

昨日長男が部活に顔を出したのですが、そこに来ていた器具などを搬入する人(ちょっとよく分からないのですが)に
「君、いいシュート打つね」
と声をかけてもらったそうで、長男も嬉しそうに話していましたが、私も嬉しかったです。
ああ、親ばかな私。

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2006/06/23

この本を読みました・1

レッドライト/森村誠一

たまたま読んだ本に登場していた棟居(むねすえ)刑事が大好きになって、棟居刑事が出ているものを図書館で借りて読み続けています。
これもそうですが、少ししか出てこなかったりするものもあるのですが、クールだけど熱 い人となりがいいのですねー。
牛尾刑事も出てきますが、頭の中には土曜ワイド劇場で演じている片岡鶴太郎さんが登場します。
棟居刑事は何人かの俳優さんが演じられていますが、私の中では絶対に佐藤浩市 さんでなくちゃ、です。

クライマーズ・ハイ/横山秀夫

とても読み応えがありました。
横山さんの小説は、内容も展開もとても面白いのですが、登場人物がいい人なのか、情けない人なのか、悪い人なのか、そういう人間描写みたいなのが興味深いといつも思います。

リアルワールド/桐野夏生

最近、子どもが親に手をかけるという事件が多いです。
このお話もそういう事件から展開されるのですが、こんなこと、ありなのかなって思いつつ、途中で読むのをやめようかとも思いましたが、全部読み終えました。
子どもをそこまで追いつめるものって何なのだろうと思います。

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2006/05/30

読んだ本をまた借りてしまった

先日図書館で本を借りました。
今は借りられる本の制限はないのでもっと借りたかったのですが、2週間では読めないかなって思い4冊にしたのですが。

逃避行/篠田節子
玉蘭/桐野夏生
が以前読んだことのある本でした。

今までもなかったわけじゃないけど、2冊もだなんて!ちょっとショックです。
お家で落ち着いてページを開くと、「あ、これ読んだことある」ってすぐ分かるのに、その場ではどうして気付かないのかなって。
記憶力には自信があったのになあ。

あとの2冊はこれです。
電子の星/石田衣良
リアルワールド/桐野夏生

でも、チカパパは、エキサイトビデオ(我が家ではアダルトビデオのことをそう呼んでいる)の同じものを3回!(たいそう気に入ったからでなく、気付かずに、です)借りたことがあるのです。
図書館とは違ってお金を払っているのだから気をつけないとねー。


[注]念のため
私はアダルトビデオは観ません。
チカパパもそれが趣味というわけではぜんぜんありません。
ここ数年は借りていないし、借りていた時も、年に1回とかです。 

子どもと一緒に行って借りては「パパやだよねー」と言われながらも、あくまでもオープンな我が家であります。

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2006/05/24

ネバーランド/恩田陸

読んだ本の感想を記事にするのは難しいので、もうやめようと思っていたのですが、とても素敵なお話でしたので少しだけ書きたいと思いました。

ネバーランド/恩田陸』は男子高校生4人が寮で過ごす冬休みのお話です。
綺麗なことばかり書かれているわけではないけど、とても爽やかな風が吹き抜けたような、気持ちの良い小説だって思いました。

「高校生がさわやかすぎる」って言われた、と作者あとがきにありましたが、とんでもない、爽やかな男の子大歓迎です。もう、大好きですから。

それぞれ4人の高校生はどんな男の子なのだろうって想像してはドキドキしていたのですが、HNKの朝ドラ「純情きらり」の達彦さん、なんてイメージぴったりかなって思い、テレビに見とれています。
達彦さんは福士誠治さんといって、初めて拝見したような気がしましたが、色々出ているのですねー。

綺麗なお顔の男の子は大好きです。人は自分にないものを求めると言いますが、私は丸ぽちゃでぽや~んとした感じの顔なので、見とれる程綺麗な人はすごいなあと思います。

以前のことですが、鶴田真由似の目鼻立ちのはっきりした美人の後輩がいまして、彼女が私の家に遊びに来ると、何時間も彼女と向かい合ってお喋りすることになるわけで、彼女が帰ったあと、自分の顔を鏡で見ては「何か違う!」って思ったことが数回あり、とても変な気持ちがしたものでした。

私は女子高で、しかも当時はとても真面目でしたので、リアルタイムな男子高校生を知りません。だからってことはないけど、このネバーランドは興味深かったし、期待に違わぬ内容でしたので私のお気に入りの小説のひとつになりました。

来年から高校生になる長男も楽しみだし、ご近所の息子さんで、かっこいい高校生が毎朝我が家の前を通るのを見るのも楽しいです。KAT‐TUNで踊ってもいいくらいちょっと制服が乱れ気味で、それもまたいいのだけど、私の好みとしては、もう少しだけきちんとしてほしいなあ、なんて思ってみたり。でもかっこいいから、いいかな。

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2006/02/20

博士の愛した数式/小川洋子

私は数学は苦手です。
偶数と奇数だったら、偶数の方が好きだなあと感じています。
偶数は割り切れるし、温かい感じがするから。

博士の愛した数式』はとっても美しい物語でした。
普通の主婦の私は、いつも色々な小説を読むたびに
当然のように作家の人ってすごいなすごいなって思うのだけど
この小説を読み進んで行くうちに、小川洋子さんに嫉妬している自分に気づきました。

素数、自然数、友愛数。
様々な数式。
80分しかもたない記憶。
阪神タイガースの江夏投手。
そういうものを題材に使うっていうことも
こういうものを織り交ぜながら、こんなに綺麗な物語が
作れるんだっていうことも、すごい人なのだなあと思いました。

苦手だから数式の部分は理解出来なかった(しようとしなかった)
のだけど、一つだけ、おお!と思ったところがありました。
博士が子どもの宿題を見てあげる部分。

「文章問題であれ単純な計算であれ博士はまず問題を音読させることからはじめた」
「さあ、まずどこに目を付けるかだ」
「じゃあこれを絵に書いてみようか」

私がやっていることと同じだったから、当たり前なのかもしれないけど
うんうんって読んでしまいました。

だけど私は数学は苦手なのです。

割り切れないのは好きじゃないから、ここ数日そんなようなことで
自分の問題として色々と落ち込んでいたのだけど
さっき子ども達に少し話しをしたら二人して慰めてくれました。
落ち込みの原因の中には子ども達のこともあるのだけど
でも、嬉しかった、ありがとう。

「子どもは宝、子どものことは何より優先させなければいけない」
こんな風に博士は言っています。
本当にそうだなあって思います。

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2006/01/22

テロリストのパラソル/藤原伊織

テロリストのパラソル』とっても面白かったです。
最初は、過去のあるバーテン、ハードボイルド調。何だかどこかで読んだことあるし、誰の小説を読んでいるのか、作者の顔が見えて来ないような気がしたのだけど、読み進んで行くうちにどんどん面白くなってきました。

理由は、何だろう。一つ一つの出来事は私の興味があることではないし、経験していないことなのだけど、展開が丁寧なのと、登場人物が魅力的、それがじわじわと伝わって来たからなのかなあって思います。
それから、愛。やっぱり何事も根底にあるのは愛なんだなあ、と思いました。

ハードボイルドは大好きで、現実にはありえないけど、でも、ワクワクします。それに、ハードボイルドな小説に出てくる男の人は、一見冴えないようなのだけど、実はすごくタフで男気があって、かっこいいのです。それに料理が上手い。

この小説に出てくるホットドッグの作り方、早速試してみました。
私は外国小説に出てくるお料理のシーンがとても好きで憧れます。
もうずっと以前のことですが『スペンサーの料理』という本も買ってしまいましたし。

ポークチョップ、レッド・ビーンズ・アンド・ライス、ホームメイドの全麦パンでレタスとトマトをはさんだサンドイッチ…。

別に特別食べたいわけでもないし、よく分からないものもあるのだけど、何だかいいなあと思うのでありました。

そうそう、いい男は料理が上手いのです。

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2006/01/14

空中庭園/角田光代

空中庭園』読みました。
内容はともかく、綺麗なイメージがあったのですが、最初から出てくるのはラブホテル。しかも、そのホテル知ってます。
もちろん行ったことがあるってことじゃなくて、車の中から見たことあります。
「ああ、あの場所」頭の中に道路の様子なんかがばっちり出て来て、でもいつもだったら知ってることが嬉しいのに、今回はあまり嬉しくなかったです。

登場して来る女性は、みんな壮絶な生き方をしていて、その部分はすごいなあって思ったのだけど、まあ、男の人の書かれ方の悲惨な事ったらありません。

ろくでもない男に関わって、そこから逃げるためにまたろくでもない男に関わる。あんなに必死に自分の人生をいい方向にって思っているのだったら、一人でいたらいいのだし、愛する人がコップ男(中身がすべて透けて見える)なら、女の方で、少しでも見えにくいように薄い膜でも張ってあげたらいいのになあって思ってしまいました。それが女冥利に尽きるってもんでしょう(あれれ、勝手にお話を作ってはいけないですね)。

男の人は単純な所もあるけど、でも、それ以上にとっても繊細な部分もあると思っています。それなのに、こんなにも男の人に罵声を浴びせ続けることもないのになあ、この小説はちょっと悲しい本だなあって思いました。

この小説が暗い角田光代さんで、『対岸の彼女』は明るい、と、解説の石田衣良氏が書かれていたので、『対岸の彼女』読んでみようと思います。

それから、竹蔵さんの書評記事にトラックバックさせてもらいますね。

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2005/12/26

秋の花火/篠田節子

秋の花火』篠田節子

短編集です。
普通の生活の中での起きる様々な出来事。だけど、え?そこまで書く?そういう展開になるわけ?と胃が痛くなりそうだったり背筋が寒くなったり。
だけどさらりと書かれているからか、乾いた感覚があるからか、不思議と嫌な感じはしません。

幻想的だったり、オカルトっぽかったりは特に好んで読む方ではないのだけど、篠田さんの小説は何故だか大好きでほとんど読んでいます。
初めて読んだのは『女たちのジハード』(第117回直木賞受賞作)
ドラマを先に見てから、本を読みました。女性の生き方について書かれていてとても面白かったです。これは普通の小説です。

次に読んだのは『斉藤家の核弾頭』
もうこれはびっくりの小説でした。奇想天外というのか、何これ?って思っているうちに読み終わってしまいました。
デビュー作『絹の変容』もすごい本だったのですが、こちらをイチ押ししようと思っていたので、今回再度読み直してみたのですが、核のことが出て来てきたり、うーん?と思う部分もありましたが、でもやっぱり面白いです。人としてどう生きるべきかみたいなことも書かれているし、あからさまだったり、しみじみしたり、読み応えあると思います。
私は2回とも図書館で借りて読みました。今回Amazonで検索したのですが、ありませんでした。

普通の小説かなって思っ